Mucho ALOHA! メキシコ・サリナクルス サーフキャンプ Mexico Salina Crus surf camp vol.1

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メキシコにサーフキャンプの旅に出かけた。
旅に出てその土地、人に触れることで目には見えない大事な”ALOHA”を感じると、言葉は違えど、アロハスピリットはハワイだけではないことに気がつく。
愛情から生まれる様々な現象はいつも心温まる。それは大げさなことではなくて、道を譲る、笑顔で挨拶してくれる、困っている人に手を差し出すようなさもないこと。
ほんの小さな気づきと勇気で生まれる愛情のバトンの手渡しは、時にその国そのもののイメージを覆す。
メキシコはまさにいい意味で覆され、とても好きな国のひとつに。Mucho ALOHA!

メキシコは貧困国で犯罪も多く、危険と思われているが、今回サーフキャンプで訪れたSalina Crusはのんびりとアロハタイムが流れている土地だった。
旅の前半、あまりの雨模様で写真を撮れず。。。

初めてのメキシコ。
調べても調べてもどうもアタマにはいってこない、壮大な国、メキシコ。

私のメキシコのイメージは、映画で最初に殺されてしまう悪い人や、ヤクの売人のイメージばかり笑。
まさか人生で多分行かないだろうと思ってたメキシコにいきなり行くことになるとは。

メキシコがどれだけ大きくてどんなものか全く知らなかったけど
メキシコは太平洋に面してるエリアでは
極上波が届く。
しかも雨季のみ。

今回はその中でもサーファーに人気のあるサリナクルスに。

まずはメキシコシティまでフライトで12-13時間くらい。

そこから国内線にて1時間フライト。さらに車で2時間の山道を延々と。気が遠くなる距離。
さらに、行く数週間前に、まさに行こうとしているオアハカ州で、大きな地震が発生し未だ余震が続いているという。
様々な情報が飛び交う。

12時間のフライトを終え、メキシコシティの空港のカフェで、ツマミで食べる?と勧められたカニとアボカドのセビーチェが人生で一番美味しいセビーチェに期せずしてなり、テンション上がる。ライムとチリが効いていた一品は旅の期待値が上がる。

そして国内線でHuatulcoフアトゥルコ に。
ここからタクシー。
天気がすでに怪しい…雨季とは聞いていたもののもうすでに雨がそこまで来ている。

と思ったら、どんどん雨脚がひどくなるわ、道は山道でくねくねしてて途中、地震の影響で土砂崩れの
ポイントが多々あり。私の肩くらいまでありそうな大きな石が道端に転がっていた。
ボルクスワーゲンの40万キロ走ってる、ロバのようなタクシーとそれを運転するアミーゴに全てを託し、こーいうときは何も考えちゃいけないなと、車酔いながら寝て約2時間ちょいとかけ、やっーっとサリナクルスの宿に到着。この時よるの10時。日本の自宅を出て24時間の移動。
運転してくれたドライバーさんは、安全に私たちを宿に運んでくれた。寡黙な人だったけれど仕事を実直にこなす心持ちはとても伝わってきた。
そして宿のオーナーとそのスタッフが夜遅いにも関わらず、笑顔で迎えてくれた。

とりあえず食事を用意してくれてるというので夕ご飯。

疲労困憊の車酔いの超絶グロッキーなはずなのに、
このごはんを出されたらシッポ降って完食。
ここサーフ パルメナスの宿は食事がものすごく美味しいと聞いていたが、初日からその期待度が高まる。

地図をみて、行こうと思っていたところにはるばる着いてみると、、よく来たなぁと少し自分を褒めてあげたくなる。

明日からどんな毎日なんだろう。
お湯が殆ど出ないシャワーを浴び、爆睡。